中学入試と通知表の役割

現代社会における通知表は、中学入試の参考資料としての役割を担っています。中学入試が少なかった古い時代は、学校の成績を本人や親に知らせるものとして、通知表が使われていました。終業式の日に担任の先生から渡され、それで終了というのが、通知表の役割だったのです。しかし近年では中学入試をする生徒が増え、小学校での態度や学業における励み方を判断する材料として、通信簿が大事な役割を担うようになりました。一般的に受験はペーパーテストと面接が中心だと考えられていますが、実際はそれだけではありません。子供を受け入れる学校側としては、校風に合う児童を求めたいという想いが強いため、その場限りに近いペーパーテストの点数だけでなく、面接や通知表という本人を総合的な角度で判断する指標が欲しいと考えているのです。そう考えると、毎日の積み重ねとも言える通知表の内容は、試験の何十倍も重要なことがわかることでしょう。中学入試というキーワードから、受験勉強や学習塾などを連想する人も多いと考えられていますが、実際は、小学校での過ごし方もチェックされているということを頭に置き、子供が楽しく学校でコミュニケーションを図れるサポートをすることも、親や教員のつとめと言えるのではないでしょうか。日々の素行などに問題がある場合は、担任の先生やスクールカウンセラーに相談をして、早めの対策をすることをおすすめします。それが中学入試合格に繋がる、大事な取り組みなのです。