中学入試における比の重要性

中学入試において、算数の問題の解き方や教え方・勉強の仕方は多くの受験生とその保護者を悩ませるもののようです。
落とし穴となるのは受験算数と呼ばれるものは、小学校でごく普通に学習する算数とは異なるということです。
よくお家でお父さんが「算数・数学は得意だったから任せておけ。」「これは方程式でとけばいいんだ。」といって張り切って子供に教えてみたものの、当のお子様本人は理解できずに家庭内の雰囲気が悪くなるというケースはよく聞きます。
いわゆるお父さんが教えてしまう中学数学による解答の出し方は、まだ小学生の子供たちからすると複雑で何を求めているのかがわかりにくくなってしまいます。仮に理解できたとしても、解答を導き出すのにかなりの時間を費やしてしまうでしょう。
入学受験にかかわらず、試験は制限時間があります。その時間内に解き切らなくてはなりません。
そこで中学入試の算数では比を利用した解き方が重要になってくるのです。
特にこの比の利用が有効なのは、濃さの違う食塩水を混ぜたときについての問題や、仕事算や旅人算といった速さに関する問題など過去に良く出題されている代表的な入試問題となります。
具体的に速さに関しての問題であれば、同じ道のりを進む場合、速さの比と時間の比は逆比になることを利用するといったものや、食塩水の解法である面積図において同じ大きさの面積になる長方形のたてとよこの関係を用いた比の利用などがあげられます。
正確にかつスピーディに解答するためにも、できるだけ早くマスターしたいものです。